08 9/01 UPDATE
今年6月にミラノで行われた写真展『EVERYDAY IS LIKE SUNDAY』も大好評だったフォトグラファーの新田桂一。その勢いはとどまることを知らず、最新のフォト・エキシビション『I Think Japanese People Should Be More Open』が今月6日よりLAのTHE CONSTANT GALLERY にて開催される。
今回は日本人に向けたメッセージが込められている内容に。自分らしさの表現行為が苦手で、閉じこもりがちな日本人。新田氏はその象徴的な存在が、日本のゲイやレズビアンなどの同性愛者ではないかと考える。彼曰く「アメリカではゲイパレードなど、堂々と『私達は、同性愛者だ!』と誇りを持って言える、すばらしい文化があります。日本では、まだまだ言いたくても言えない空気がありますよね。一番大事なのは、お互いが恐れずに、もっとオープンになっていって、少しずつ理解しあっていくことだと思います」。
そこで、今回のエキシビションは日本のゲイやレズビアンたちが被写体になった作品が多数登場。新田氏独自の飾らないピュアな写真は、ポートレイトという枠には収まらない強烈な個性を放つ。もちろん、ネガティブな雰囲気は一切なし! 彼の性格が見事に反映されたクールでハッピーな作品に刮目したい。
Text:Atsuo Watanabe
KEIICHI NITTA PHOTO EXHIBITION
I Think Japanese People Should Be More Open
6 September〜30 September
THE CONSTANT GALLERY
2673 S. La Cienega Blvd., Los Angeles, CA 90034
http://www.theconstantgallery.com/
Keiichi_Nitta.html
Opening Reception
6 September 18:00〜21:00
@THE CONSTANT GALLERY
Keiichi Nitta Website
http://www.keiichi-nitta.com/