honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

幅広いクライアントを抱えるイラストレーターとして、また、ロンドンのクリエイティブ・レーベル『ALAKAZAM！』のアートディレクターとして、非現実性と通俗性が交錯する独特な世界観を表現するWILL SWEENEY。

絵画のみならず、トイ製作やファッション・アイテムのリリースなど、様々なフィールドで創造活動を行う彼が、ライフワークの一環として製作を行うサイケデリック・アドベンチャー・コミック『TALES FROM GREENFUZZ』の第3弾を発表。

ベジタブル人なるキャラクターが暮らす街・ラスタポポリスを舞台に、主人公・サンドイッチマンと極悪ギャング・ホットドックマンとの闘いの様子を、サイケデリックなビジュアルを用いて表現した『TALES FROM GREENFUZZ』。本作には、彼が手掛ける他のアート作品と同様、人間の本性を構成する光と闇の部分が描かれ、シュルレアリスム的なアートとしても見ることが出来る作品に仕上がっている。

また、本作のリリースにあたり、作品の舞台となる街・ラスタポポリスの風景を鮮やかな色彩で表現したポスターや、作中に登場するホットドックマン率いる極悪ギャングの軍隊・フライドポテトソルジャーが操る戦闘車フィギュア、さらにフランケンシュタインをインスピレーション・ソースにした最新キャラクター・ボリスのグラフィックを落とし込んだTシャツ、といったWILLの脳内で展開されるファンタジー世界を投影した記念プロダクトが展開される。

Text:honeyee.com