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ファッションやアートを自在に横断しながら刺激的なニュースを発信し続けるコム デ ギャルソンが、大阪の南船場に「Six」という名のスペースをオープンする。記念すべきオープニング・エキシビションとして、8月8日より、「草間彌生　増殖する部屋」展が開催される。



今回の展覧会では、川久保玲が空間デザインを手がけており、そこに草間彌生の世界観を表現する構成となっている。ブラックルームに浮かび上がるドットの空間、さらに初公開の作品など、一般のギャラリーではなかなか見られない作品を展示する。

「草間彌生　増殖する部屋」展は11月8日までの開催だが、その後も「Six」は数ヶ月ごとに展示内容を変えて展開していく予定。ちなみに、「Six」という聞き覚えのあるネーミングは、かつてコム デ ギャルソンが制作していた伝説のビジュアルマガジンの名前でもあり、第六感を表す「Six Sense」がその語源。ブランドにとっても意義深い名前を受け継いだ、コム デ ギャルソンならではのアートに対する厳しい審美眼が反映されるであろう、貴重なスペースとなりそうだ。

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