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知的に障がいのあるアーティストたちの創作活動の環境を整え、彼らがアーティストとして自立することを支援しているアトリエインカーブが、誕生より10年を迎えた。これを記念して、9月14日（金）から9月23日（日）まで、東京オペラシティ アートギャラリーにて、『寺尾勝広・新木友行・湯元光男 ─ アトリエ インカーブ3人展』が開催される。

総勢28名のアーティストの中から、タイトルの通り、寺尾勝広・新木友行・湯元光男の3名にフォーカスした本展では、近作を中心に約90点の作品を展示。なかでも、寺尾勝広が半年近くかけて制作した初出品となる大作2点は注目だ。また、かねてより親交の深い岡沢高宏がデザインした展覧会限定Tシャツも販売。

型にはまらない自由なものの見方、発想、表現から生まれた独創性あふれる作品の数々から、アートの奥深さや魅力を感じて欲しい。

text: Naoki Otobe