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インスタントフィルムをはじめとするアナログフィルム写真の普及活動の一貫として、2010年12月に中目黒青葉台にオープンしたIMPOSSIBLE PROJECT SPACE。これまでに多くの写真家とのコラボレーションから生まれる、アナログインテグラルフィルムを使用した写真展を開催してきた同スペースが、活動のテリトリーを広げることを目標に一時クローズとなる。
その最後の展覧会にフィーチャーされるのは、1940年生まれの写真家・沢渡 朔。1973年に発表した二つのシリーズ『NADIA』と『少女アリス』によって高い評価を得て以降、40年以上にわたり己の美学にそむくことなく、飄々としてクールに、写真との蜜月を貫き通している稀有な写真家のひとり。
今回は沢渡氏の最新作シリーズ「雨」を、INSTANT LABを用いてインスタントフィルムにデジタル画像を焼き付けて創り出す、独特のニュアンスに満ちた作品群を展示。なお、2014年3月7日(金)にはレセプションパーティーを開催する。IMPOSSIBLE PROJECT SPACEのラストを飾る本エキシビション、是非会場に足を運んでほしい。
text: yk
沢渡 朔「雨」
会期:2014年3月1日(土)〜3月23日(日)
※月曜定休
12:00〜19:00
会場:IMPOSSIBLE PROJECT SPACE
東京都目黒区青葉台1-20-5 2F
tel: 03-5459-5093
レセプションパーティ
日時:2014年3月7日(金)19:00-21:00
会場:IMPOSSIBLE PROJECT SPACE
※エントランスフリー