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ユカ・ツルノ・ギャラリーで、フォトグラファー・キュレーターのTim Barber（ティム・バーバー）の個展「Blues」が開催される。

ティム・バーバーは、「Vice Magazine」のフォトエディターとして活動したのち、オンライン・ギャラリー、イメージアーカイブのサイトwww.tinyvices.comを運営。ここでライアン・マッギンレーやアリ・マルコポロス等の新進の写真作家を紹介するなど、ニューヨークの写真業界ならびにアート業界に大きな影響を与えた。本展覧会は、ユカ・ツルノ・ギャラリーで4回目となる彼の個展。iPhoneで撮影した画像をサイアノタイプ（かつて設計図面を複写するために使われていた技術、いわゆる「青写真」）で印刷し、デジタルな画像データと伝統的な印刷技法との組み合わせによって生まれるイメージのあり方に着目している。

会期は10月10日（土）から11月14日（土）まで。初日の10月10日（土）には、ティム・バーバー本人も訪れるオープニング・レセプションを開催。その前には、アーティストトークや、サイン会も予定されている。さらに、同日より青山のアニエス・ベーでも「Blues」の作品の一部が展示され、限定のトートバッグが発売される。

text: Ryu Nakaoka