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フォトグラファー山内聡美が、今年2回目の個展「Celebration」を開催する。前作に続き、自身が幼少期を過ごしたフロリダ州を再び訪れ、今なお人気を博す"ディズニーワールド"周辺を撮りおろした。

今回のタイトル「セレブレーション」は、ウォルト・ディズニーの意思を継いで1994年に作られた街だ。ウォルトディズニー・ワールドリゾートの南側に接するこの住宅街は、木の柵で囲われ、50 年代の古き良きアメリカを模範したコロニアル様式の住宅が並ぶ。本展では「隣人とのコミュニケーションを大切にし、安全で快適に暮らせる夢のような街」や、ウォルト・ディズニーが晩年熱心に建設に取り組んだ実験的未来都市の"EPCOT（エプコット）"の観光ガイドブックとは違う街の表情を見ることができる。

展覧会は、12月1日（火）より東京・南青山の「GALLERY360°」にて開催される。

text: Shiho Obayashi