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「つくること」をテーマに、立花文穂が責任編集する雑誌『球体』の4号目。Vol.1「文字のはなし」、vol.2「東北圏」、建築家・荒木信雄にフォーカスをあてたvol.3「建築のはなし」など、毎号ユニークな視点で編集されている。また、それぞれの特集や連載ごとに、紙や文字が変化する贅沢な作りが特徴。
4号目となる本号のテーマは「運動」。
ナイキのシューズを履き街中を走り抜ける姿を捉えた、立花の写真作品とともに、原宿・キャットストリートにあるナイキのショップに1月半ばまで展示されていた、立花のポスター作品も折り込まれている。表紙には美術家・横尾忠則が登場。また、作家の石田千、アーティストの島袋道浩や八木良太、編集者の伊藤ガビンらも参加し、それぞれの「運動」にまつわる作品を見る事ができる。
様々なフィールドで活躍する作家、アーティストたちの表現がぎゅっと濃縮されて詰められた一冊。まさに、「美術、写真、ことば、......さまざまな表現をぐちゃっとまるめた紙塊」そのものである。
Text:honeyee.com
球体 vol4
¥2,000[税込]
発行:ヨシモトブックス