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SOME/THINGS MAGAZINE

SOME/THINGS MAGAZINE

年に2回書籍として発信されるプロジェクト、SOME/THINGS MAGAZINE。

11 8/09 UPDATE

斬新なヴィジュアルを全面に押し出し、登場する各アーティストとの間に築かれたインティメートな関係の中にユニークなストーリーをクリエイトする SOME/THINGS MAGAZINE。'08年パリでフォトグラファーのMonika Bielskyteを編集長、Carlo Zolloを副編集長/ファッションディレクターに迎え、SOME/THINGS Issue001が刊行された。そして'09年には、NYのWhitney Museum of American Artで7年間アソシエートディレクターを努めたRaina Lampkins-Fielderが副編集長/コンテンポラリーアートディレクターとしてチームに加わり、Issue002を発行。Issue003からはテレビ局France24のDerek Thomsonがコントリビューティングエディターに名を連ね、現在までに全4号を発行している。

「広告」を完全に回避する事により妥協を許さないコンテントを実現させたSOME/THINGS。そのユニークなヴィジュアルイメージに加え、毎号各アーティストが独占提供したテキストとフューチャーされた人物のパーソナルな歴史や興味深いキャラクターに迫る詳細なインタビューを掲載している。印刷紙のクオリティーから、印刷、製本、手作業による仕上げ、そしてインタビュー&記事の内容の深さまで、時代を問わないと同時にコンテンポラリーであり、感情的に粗く激しい、審美的に洗練とバランスを持つ何か"something" を創り上げたいという情熱がSOME/THINGSの原動力となっている。

SOME/THINGS MAGAZINEは 今までに、Ari Marcopoulos, Brett Anderson [Suede], Cai Guo-Qiang, Gareth Pugh, Jarvis Cocker [Pulp], Nick Knight & Showstudio, Riccardo Tisci[Givenchy Couture], Rick Owens, Roger Ballen, Yohji Yamamotoを筆頭とするコラボレーター及びコントリビューター達をフューチャして来た。最新のChapter004では、54ページに渡りRick Owensを特集し、RickとROチームそして親しい友人達がアトリエやバックステージ等で見せてくれるプライベートな姿に迫る。

映画監督Michael Nyman, Theo Angelopoulos, 写真家Steve McCurryらを特集した次号Chapter005は9月発売予定。

text:Detz Matsuda

SOME/THINGS MAGAZINEは、 Tate Modern, Gagosian, Palais de Tokyo, L'Eclaireur, Colette, 10 Corso Como, Antonioli, I.T, Maxfield, Rick Owens Boutiques, Lift, Assin, Joyce を筆頭とする、世界各地のミュージアム、デザイナーズストア、セレクトショップで取り扱い中。

http://www.someslashthings.com/stockists