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アメリカ・サンフランシスコのアートマガジン『THE THING Quarterly』が日本に初上陸し、代官山蔦屋書店で販売をスタートする。

『THE THING Quarterly』は、「わたしたちはモノそれぞれが持つ力や背景に秘めるストーリーが日常での芸術の大切さを物語ると信じている」という言葉をコンセプトに掲げ、2007年に編集者のジョン・ハーシェンドとウィル・ローガンにより立ち上げられたアートマガジン。世界中のアーティストやデザイナーのみならず、メーカーやブランドなど幅広い分野で活躍する人々が考える「日常に存在するモノと人との関係性」が表現されている。

最新の29号目は、オーストラリア出身でロサンゼルスを拠点に活動する現代彫刻家リッキー・スワローをフィーチャー。そんな彼が身近なモノとしてエッグカップをチョイスし、新たな視点で完成させたセラミック製のエッグカップが特集として取り上げられている。日本国内では、代官山 蔦屋書店のみの販売となり、今回の日本初上陸を記念し、最新号と一部のバックナンバーも期間限定で展示、販売される。

text: Shiho Obayashi