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先日、ミラノサローネ国際家具見本市へ出展し、日本のデザイン力や職人技をフォーカスしたプレゼンテーションを行うとともに、ホームコレクションの進展を披露したボッテガ・ヴェネタ。

ファニチャーシリーズ、ボルトローナ・フラウ社とのコラボレ―ションで製作するチェアシリーズ「META」、美しい造形と快適な実用性をもつ、ベルリン王立磁器製陶所との共同製作による磁器やスターリングシルバー製のカトラリーなど、どのシリーズも明確な拡充が見られ、開催期には、期間限定のポップアップストアの開設、日本人の若手工芸家の11人による作品もディスプレイされた。

これと同時に、東京大学の建築学部と行った初の試みとなる学生を対象としたデザインコンペティションの優秀作品を発表し、話題となった。

このように大幅な拡大を遂げたボッテガ・ヴェネタのホームコレクションは、すべての製品に通じて、プレタポルテやレザーアイテム、アクセサリーと同様に、クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーによる一貫した美学が息づいている。

Text:Tsuneyuki Tokano