honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

山口県美祢市にある江戸時代より続く酒造場、大嶺酒造。 長い歴史の中で数々の不運も重なり製造が休止されていたが、酒造りへの想いは断ち切ることなく蔵は保存されていた。この歴史ある酒蔵に、年間 5,000ℓの日本酒製造を復活させたのは「新しい価値観を持った日本酒を国際的な観点から創りたい」という数人の有志の想い。

"Stockholm Design Lab"を ディレクターに迎え、新ブランド「Ohmine」が立ち上がった。「Ohminスタイルの提案」をコンセプトに、発酵を抑える新技術を使用したアルコール分 14%の新感覚の日本酒が開発され、"Stockholm Design Lab"によるブランドの思想や志を表現したインパクトある CI とボトルデザインとともに「Ohmine Junmai Daiginjo」「Ohmine Junmai」が誕生した。

開発された商品は4,500本限定の純米大吟醸酒と、5,000パック限定の純米酒の２種。いずれも原料には、秋吉台の麓に湧き出る日本銘水百選の称号を持つ「別府弁天池の水」と、 山口県産の最高級酒米、「山田錦」が使用されている。 日本酒ではありえない低アルコール分 14%が無添加で実現されており、 白桃の様な芳醇な香りと甘みが特徴のまさに新しい日本酒の誕生といえる。

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