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1996年、「実用的なアイテムは実用的にもスタイリッシュにもなり得る」というアイデアのもとにスタートし、ニューヨーカーの定番ブランドとして愛されているジャック・スペード。NYグリーンストリート店のオープン当初、エントランス横に置かれていた本棚は、返却日自由の小さな図書館として親しまれ、いつしかジャック・スペードの代名詞にもなったという。

今月、日本初の路面店となるジャック・スペード神南店がオープンしたが、ショップのオープンを記念して、10月28日から11月10日まで千駄ヶ谷のTas Yard、BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK、PAPIER LABO.にて、本とコーヒーをテーマにしたイベント、その名も「BOOKS AND COFFEE」が開催されている。

期間中、Tas Yardの一角にはジャック・スペードのポップアップストアが出現し、グリーンストリート店のような小さな本棚も設置されている。BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSKでは、ジャック・スペードのスタンプでジャケット（カップのスリーヴ）をカスタムしてコーヒーを提供。そしてPAPIER LABO.では、ジャック・スペードの出版物や、PAPIER LABO.のオリジナルブランド「PH」とジャック・スペードとのコラボレーションアイテムなどを展示販売している。

11月3日には、Tas Yardにて岡本仁、若木信吾、野村訓市の3氏による、本をテーマにしたトークショーも開催される。コーヒーを片手に、粋な男たちの語らいをじっくり楽しみたい。

text:Misho Matsue