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この秋スターバックスでは、深煎りのエスプレッソローストから抽出された濃厚なダブルショットのエスプレッソに、きめ細やかな少量のミルクを合わせた本格的なエスプレッソビバレッジ「フォーム ドピオ エスプレッソ」を提供開始する。エスプレッソの味わいをより引き立てるものとして「アーモンドクロカント」が添えられ、エスプレッソを抽出する際に使用するショットグラスをイメージした専用グラスで提供されるこの「フォーム ドピオ エスプレッソ」は、スターバックスが創業当時よりこだわりつづけてきたエスプレッソの原点を味わう事のできるドリンクだ。

また、10月1日からの全国での展開開始に先立ち、スターバックス銀座マロニエ通り店では、スタンディングスタイルでエスプレッソを楽しむ事ができる特別スペース「Starbucks Doppio Bar」を10月14日までの期間限定でオープンした。この特別スペースには、エスプレッソの本場である「イタリア・ミラノ」とスターバックス発祥の地「アメリカ・シアトル」の二つの都市のエスプレッソスタイルを、若木信吾と長島有里枝の二人の写真家が撮りおろした作品が展示され、それらの写真を使用したオリジナルポストカードが数量限定で配布される。さらには、３種類の記念スタンプを押したり、専用のポストへポストカードを投函して郵送する事もできるなど、旅で訪れた街にあるような、バールスタイルのエスプレッソを体感する事ができる。

創業者であるハワード・シュルツは、80年代初頭のミラノのエスプレッソバールで目にした人々の日常に根付いたエスプレッソスタイルに大きな刺激を受け、それまでコーヒー豆の量り売り専門店だったスターバックスにエスプレッソを持ち込み、現在に至るカフェビジネスをスタートしたという。まさにスターバックスの原点とも言えるスタイルを象徴するような、本格的なエスプレッソドリンクが登場する。

text: Akihiro Hayashi