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2015年5月27日（水）～6月16日（火）、アニエスベーのデザインのインスピレーションソースであり、スピリットの一つにもなっているグラフィティをテーマに、「On aime le graff!!」プロモーションが開催される。常にアートやカルチャーをサポートし続け、グラフィティ・ムーヴメントの初期から強い関心を持ってきたアニエスベー。80年代にはジャン=ミッシェル・バスキアやキース・ヘリングと親交を深め、その後もパリのアニエスベーのギャラリーでグラフィティ展を開催したり、世界中のグラフィティを撮影した写真を転写アイテムとして発表するなど、各国のグラフィティ・アーティストたちをサポートしている。

今回のプロモーションでは、グラフィティをテーマにしたドレス、トートバッグやiPhoneケースなどのアイテムを発売する。アイテムの写真のモチーフとなっているのは、3人のグラフィティ・アーティストによってグラフィティが施されたドア。パリの歴史的建造物に指定されていた「モリトール・プール」が複合リゾート施設として建て直しとなった際に開催されたチャリティオークションで、アニエスベーが購入したものだ。

また5月20日（水）～6月28日（日）、日本人グラフィティ・アーティストのMOZYSKEYとFA.IRAKが、「PRINCIPALITIES」（公国）をテーマにアニエスベー青山店のファサードをジャック。日本のグラフィティ・ライターたちにとってのサイトスペシフィックとは何か、リスクを負ってまでなぜ書き続けるのか、などをテーマに毎週グラフィティを発表するので、どうぞお見逃しなく。

text: Misho Matsue