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ゴールデンウィーク期間中、ビーチという絶好のロケーションで国内外の優れた映画が屋外上映される「逗子映画祭」。７回目となる今年も、4月28日（木）～5月8日（日）の11日間に渡り、逗子海岸にて開催される。

地元のクリエイター集団「CINEMA CARAVAN」のプロデュースによるこの映画祭の会場は、すべてクリエイター自身によって逗子海岸に設営される。物販やフードコーナーとなる異国の市場のようなBAZAARエリアや、毎年会場に設置される小さなメリーゴーランドも、映画祭のシンボル的な存在だ。

映画上映のほかにも、映画作品とテーマをリンクしたライブ、トーク、ワークショップなどのイベントや、BAZAARエリアでの地元のプロダクトやクリエイターによる作品販売、地元のお店を中心としたフードコーナーも充実しており、開放的なビーチでの"映画フェス"とも言えるオリジナリティの高い映画祭として、いまでは毎年都内からも多くの人が訪れている。

上映作品は上映日ごとにテーマが設定されており、初日上映の「ガダカ」、KIDS DAYの「スタンドバイミー」、MUSIC DAYの「パイレーツ・ロック」など、一度見た事はあるような映画をあらためてビーチで観賞するのもよし、Sports Film Day の「アウトドアスポーツフィルム」やSkateboard Day の「スケートフィルム」などを、イベントとともに体感するもよし、多様な趣味趣向に対応しているのも嬉しいポイントだ。開催日ごとのテーマや、上映作品詳細はオフィシャルサイトをチェックして欲しい。

また、今年特に注目したいのが、様々なゲストが参加するマイクロラジオ局「RADIO CARAVAN」だ。この「RADIO CARAVAN」には、映画同様に日替わりで様々なゲストが出演するのだが、4月30日（土）夜の「RADIO CARAVAN」には、映画祭に毎年参加している高木完とともに、藤原ヒロシが出演する事が決定した。ラジオでのタイニーパンクスの復活である。

オフシーズンの静かなビーチに現れる心地良い祝祭的な空間で、様々なイベントや食、音楽とともに映画を楽しむことができ、晴れた夜にはまるで「夢」のような空間が現れるこの映画祭。まだ未体験の方は、今年はぜひ足を運んで欲しいイベントだ。

text:Akihiro Hayashi