honeyee.com|Web Magazine「ハニカム」

Mail News

PLAY COOL

PLAY COOL

ナイトカルチャーのマナー向上キャンペーン。
Zeebra、渋谷区長らが記者発表会に登壇。

16 6/24 UPDATE

改正風営法の施行によって許可を得た団体が朝まで営業できるようになることを機に、渋谷区観光大使ナイトアンバサダーのZeebra氏が中心となって、ナイトカルチャーのマナー向上・啓発プロジェクト「PLAY COOL」を発表。改正風営法の施行前日の6月22日(水)に記者発表会が行われた。登壇者は、Zeebra氏、長谷部健渋谷区長、渋谷区観光協会名誉理事長の別所哲也氏、渋谷区観光大使ナイトアンバサダーの中村貞裕氏、渋谷区観光協会理事長の金山淳吾氏。マナー向上だけでなく、インバウンド需要を見込んで、外国人観光客も楽しめる街づくりの構想が語られた。

クラブ固有の文化的価値と経済的可能性を振興し、社会と地域に貢献するための団体「クラブとクラブカルチャーを守る会」の代表を務めるZeebra氏は、かねてより渋谷区円山町でのゴミ拾い等を通じてマナー向上を訴え、草の根的な活動を続けてきた。今年4月には渋谷区観光大使ナイトアンバサダーに就任し、渋谷区観光協会と提携を開始。そして立ち上がったのが、「PLAY COOL」だ。DJ、アーティスト、クラブ運営者、さらに渋谷区の行政を巻き込んだこのプロジェクトは、これまで通りのゴミ拾い活動をはじめとして、夜通しのパーティ、クラブカルチャーにまつわる日中のイベントの開催といった活動を今後予定している。

この取り組みについてZeebra氏は、「法律が改正されるという大きな動きの中で、いろいろな人と肩を組んでクラブカルチャーを盛り上げたいと思っています。これだけのメンバーが集まり、何か新しいことをしようとするときのパワーは計り知れない。アイディアは無限にあって、どこまで実現できるかわかりませんが、とんでもない案もあります。まだ内緒ですが(笑)」と語っている。また、クラブカルチャーにすでに親しみのある人に対して、「本当のクラブカルチャー好きは、そもそもみんなクールに遊ぶということがどういうことかわかっていると思います。その上で、このタイミングであえてマナーを口にすることの大切さをわかってもらえたら嬉しいですね」とメッセージを寄せた。

text: Ryu Nakaoka

PLAY COOL
playcool.info