honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

今年で開局40周年を迎えたTOKYO FMは、2002年より同局の番組「エフエム芸術道場」（毎週土曜日27:00～28:00）のパーソナリティも務める世界的アーティスト村上隆とのコラボレーションにより、カシオG-SHOCK「FROGMAN」特別仕様モデルを発売する。

まず時計本体はTOKYO FMのロゴカラーである「赤」のスケルトンケースに包まれ、バックライトには村上氏の代表的なアイコン「ドクロ」のモチーフを採用。裏蓋には、今回特別に描き下ろされたダイヤモンドの「お花」があしらわれている。さらには、この特別仕様モデルに相応しい専用BOXも用意。時計本体と同色の地色に、裏蓋と同じダイヤモンドの「お花」がプリントされ、BOX内部には、収納用クッションとして、「お花」を散りばめた座布団に時計を鎮座させる事ができる。シリアルナンバー入り限定300個、アイデア溢れるディテールが満載のまさにスペシャルなモデル。

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村上隆による「デザインコンセプト」を引用

僕に、芸術家の世界の仕事ってなに？芸術作品って何？と聞いてよ。

「時を封じ込めて、未来に届ける仕事。

芸術作品とは、過去から未来へのタイムマシンだよ！」 って答えるから。
美術館でモネの絵を見る時、その筆のタッチ、絵の具の盛り上げに 

作者の存在が3D映画のようにモネさんがそこに見えてくる。 

ウォホールのマリリンの作品に立ったら、 

絵の具のはみ出しの隙間から、ファクトリーのタバコの煙が漂ってくるよ。 

そうしたタイムマシンとしての芸術作品。 

今回、僕が手がけたタイムマシン。 

G-SHOCK FROGMAN。

真っ赤なケースの中に、 

僕のスタジオの中のクーラーが効きすぎてて、

コンピュータのファンのノイズに満ちた東京の今を 

封じ込めたよ。 

未来の君に届いて欲しい

Text:honeyee.com