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「ポータークラシック（Porter Classic）」のフレンチヴィンテージのリメイクシリーズの第2弾として、クロップド丈のパンツが登場した。

製作の工程は前回の内容を継続している。希少性の高い1910年から1950年代の太畝のジョッパーズパンツやワークパンツを手作業で解体後、パターンを引き直し、シルエットを大幅に変更。膝や裾、ポケットやベルトループには、オリジナルの生地やハギレを当てて補修を行っている。リサーチから製作そのどれもが非常にハイレベルで他社では決してつくり出せないオリジナリティに溢れている。

このシリーズの魅力は、ベースとなったヴィンテージともまた違った魅力を打ち出しているということに尽きるのだが、これはポータークラシックすべてのモノつくりへ通じる理念といっても過言ではない。過去と現在を繋ぐことではじめて成立するクリエイションは、クリエイティブでウルトラマニアック、それでいて親しみやすいムードが備わっている。

photo:Masaki Sato
text:Tsuneyuki Tokano