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表参道のGYRE で開催された展覧会"Study and Practice"、10周年記念ブックの発売など、ブランド設立10周年に相応しい年となった2011年のvisvim。2012年は、FBT JPモデルやF.I.L.限定のレザージャケットなどのスペシャルなアイテムをとり揃え、全国のF.I.L.で1月2日から一斉に展開開始となる。

visvimの象徴的なアイテムであるFBTは、2011年から稼働をはじめたという自社工場での製作となるFBT JPモデルとして登場する。アッパーには上質UKカウスエードを用いネイキッドに仕上げる事で透湿性を高めている。アウトソールはイタリアのビブラム社に別注を依頼したソールを輸入し、最後のフィニッシングを自社で行うというこだわりの仕上げ。ブランドを代表するアイテムが、更なる進化を遂げたと言えるだろう。

和のテイストを取り込んだプロダクトの多い2012SSを象徴するアイテムの一つとして登場するのが、ダウンベスト「ARCHIVE VEST」。日本の明治から大正時代のパッチワーク生地が、モナリザという最新のデジタルプリント機器により、ナイロン地にデジタルプリントとして施されている。

その他、visvimが目指すオーセンティックプロダクトといえるレースアップブーツ「VIRGIL BOOTS-FOLK」や、ライニングにGORE-TEX®のウィンドストッパーをラミネートすることで、抜群の防寒性と透湿性を両立したレザージャケット「ELMENDORF JACKET」（F.I.L. EXCLUSIVE）など、注目のニューイヤーアイテムが目白押しとなっている。

photo:Masaki Sato


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