honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

オーナー兼バイヤーである内田斉の提案力が光る、不定期で展開されるジャンティークのオリジナル。日々あらゆる年代のヴィンテージと触れ合っている内田らしいセンスが実にユニークである。

今回紹介する6枚はぎハットは1930年代頃の軍用のデニム地のハットをモチーフに製作。このハットがヴィンテージ並みの雰囲気を醸し出している理由は他でもなく、同年代のミリタリー用のバッグを解体して作っているからである。
とりわけデニムに関してはまったくの同素材だというのだから驚きだ。仕様に関してはサイズ感などを含め、より使いやすくするための必要最小限のアレンジが施されている。ちなみに製作はフィグベルが担当しており、近日中に4枚はぎのタイプの発売も予定している。

このように独自の視点、あるいは制作過程から作り出されるジャンティーク発のプロダクトは、非常に高い完成度に加え、抜群のユーモアが効いている。この他にもいくつかの企画が進行中とのことで乞うご期待。

text:Tsuneyuki Tokano
photo:Masaki Sato