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アメリカのヴァージニア州リッチモンドのコンセプトショップ「Need Supply Co.(ニード・サプライ)」が、10月10日(土)に渋谷松濤で国内1号店を、11月28日(土)に熊本で2号店をオープンする。
「Graphpaper」などの様々なショップを手がける南貴之がショップディレクターを務め、本国で展開されているブランドに加え、新しく日本で取り扱うブランドをセレクト。さらにオリジナルブランドの「NSCO」も展開し、日本版の「Need Supply Co.」として再編集した。ウェブストアNeed Supply. Jpもローンチされる予定。これまで本国サイトでしか手に入らなかったアイテムを日本語サイトから購入できるようになる。
Need Supply Co.のコンセプトは、アメリカ発の新しいスタンダード。オールデンやリーバイス®などのクラシックなアメリカンブランドから、A.P.C.や今回コラボレーション アイテムを発表したNEIGHBORHOODまで、世界中のブランドを、国や地域、新旧にこだわることなくセレクトしている。こうした新たな視点や価値観を提示するために、渋谷松濤という、喧騒から少し離れた環境を選んだ。
南氏は日本出店に際したコラボレーションについて、「アメリカの店舗をそのまま持ってくるのではなく、日本でより強い存在感を放つようにディレクションしています。商品のセレクトや全体の色味、さらには店舗やウェブサイトなどの全体的なデザインを見た瞬間に、彼らが何をやりたいのかがわかりました。Need Supply Co.は、特別なことではなく、現代の日常にふさわしいスタンダードを提案しているのです」とコメントを寄せている。
美しいビジュアルと充実したコンテンツを発信するブログや、昨年より日本版が発行されているファッション、アート、カルチャー誌「HUMAN BEING JOURNAL」など、Need Supply Co.はメディアを利用した活動にも積極的だ。クリエイティブ・ディレクターのGabriel Ricioppo(ガブリエル・リチョッポ)は「店舗、ECサイト、ブログ、雑誌など、それぞれが互いを補い合い、総合的な一つのシステムとして、私たちが好きなもの、面白いと思うことを表現しています」と話す。なお、「HUMAN BEING JOURNAL」日本版は一部書店のほか、Need Supply Co.店舗でも手に入る。
ECサイトで商品を購入すると届く箱や、ショップの包装紙などに書かれた「Hello : I'm Here」は、Instagram上の#helloimhereで買い物をシェアすることを導く。命を吹き込まれた商品が「やあ、ここに来たよ」と語りかけているという意味であり、売り手と買い手の間にコミュニケーションを生むユニークなアイディアだ。
text: Ryu Nakaoka
Need Supply Co.
TOKYO
住所:東京都渋谷区松濤1-26-21
tel: 03-5738-2136
営業時間:12:00〜20:00
KUMAMOTO
住所:熊本県熊本市中央区上通町1-1
営業時間:12:00〜20:00
オープン日:11月28日(土)
Instagram:
#needsupply
#helloimhere
取り扱いブランド:
A.P.C.
Building Block
Carhartt
COMOLI
Eytys
Filson
Gitman Brothers Vintage
JOHN LAWRENCE SULLIVAN
Hender Scheme
i ro se
Levi's®
Levi's® VINTAGE CLOTHING
NEIGHBORHOOD
Sanders
STUDIO NICHOLSON
Wood Wood
など