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日本を代表するスケートボードチームであり、BMXやピストなどのストリートカルチャーを東京で牽引してきたT19から、6年ぶりにピストバイクが発表される。日本でのピストブーム黎明期、シーンの立役者的な存在であったT19ではハンドルやフレームなどのパーツに始まり、2010年には初のオリジナルピストバイクである "Stone Fish" "Jammer" をはじめ、スイスの "GORILLA BICYCLE" や目黒区のバイクビルダー "KALAVINKA" とのコラボバイクを展開していた。

実に6年ぶりのオリジナルピストバイクとなった今回のモデルは、東京のオリジナルブランド"HOW I ROLL"とのコラボレーションによる。チルな見た目とは相反したタイトなウィールベースに、ニュースタルジアなフレーム形状に合わせたパーツ選びによるビンテージ感。ハンドル操作ではなく、体重移動で曲がるスケートボード的な感覚で、競輪、ビークル、クランカー、シクロ等、自由な発想で様々なスタイルを楽しめる。見た目はビーチクルーザー、乗ると競輪なこのモデルは、まさにジャンルレスな一台となった。また、クランクやシートなどのパーツ売りもあるのも嬉しい展開だ。T19では、8月15日（月）の発売開始を前に4月21日（木）までの事前オーダーを受付中。

text:Akihiro Hayashi