16 7/12 UPDATE
映画『風立ちぬ』を出発点として、1930年代の日本をテーマとしたコレクションを発表した2016年秋冬シーズンのメゾンキツネ。意表を突くテーマだが、それぞれパリと日本にルーツを持つ二人のデザイナーが手がける同ブランドは、日本的な要素をポップなカジュアルウェアの中に取り入れた。
左は『風立ちぬ』にも登場した飛行場を、可愛らしいイラストにしたクルーネックのスウェットシャツ。真っ白のボディがプリントを引き立たせている。中央のワークシャツは、なんといってもテキスタイルがポイント。カモフラ柄の中には、日の出、松、富士が描かれている。右は同じく日の出、松、富士が編みで表現されたニット。カラーも和風な紺や緑を使用し、落ち着いた印象に。
2016年秋冬シーズンのモードを席巻した「日本モチーフ」も、ベーシックなアイテムのディテールとしてなら、コーディネイトに取り入れやすいはずだ。
photo: Masaki Sato
text: Ryu Nakaoka
スウェットシャツ 27,000円
ミリタリーシャツ 32,000円
ニット 57,000円
/すべて税抜き
※7月以降順次発売
[問]メゾン キツネ カスタマーセンター
tel:0120-667-588
http://www.maisonkitsune.fr