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2016年8月2日(火)、カルバン・クライン社はラフ・シモンズをチーフ・クリエイティブ・オフィサーに任命し、即日就任したことを発表。今後、カルバン・クラインが展開する各ブランドに渡って世界規模でのクリエイティブ戦略を率いるほか、デザイン、グローバル・マーケティング、コミュニケーション、およびビジュアル・クリエイティブ・サービス全般を監督することになる。

2016年4月にカルバン・クライン社は、カルバン・クラインの全ブランドを一つのクリエイティブビジョンのもとに統括するという新しいグローバルクリエイティブ戦略を発表したが、今回ラフ・シモンズをチーフ・クリエイティブ・オフィサーに任命したことは、その戦略のスタートを明示するもの。カルバン・クライン社の最高経営責任者であるスティーブ・シフマンは、この就任がカルバン・クラインというブランドの原動力となり、その未来に多大なる影響を及ぼすことを確信しているとのこと。

また、アパレルおよびアクセサリー事業のクリエイティブ戦略の一環として、ピーター・ミュリエをシモンズ直属のクリエイティブ・ディレクターとして採用することも併せて発表。シモンズによる新生カルバン・クラインの最初のコレクションは2017年秋のシーズンにお披露目となるので、今後の動向にこれまで以上の注目が集まる。

text: yk