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マーティン・スコセッシ監督が創設した非営利団体「THE FILM FOUNDATION」が取り組んでいるクラシック名画の修復事業に、グッチがサポートを開始して早6年。フィルムの損傷、腐食・劣化により上映できないという危機に直面している莫大な数の名画の中から、これまでに7本の修復が完了している。

修復された作品は、『こわれゆく女』、『女ともだち』、『ワンダ』、『夏の嵐』、『山猫』、『甘い生活』、そして、5月18日に第65回カンヌ国際映画祭で復元版が上映された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』。貴重な文化財としての映画を修復・復元し保存する大切さを知ってもらうため、6月よりグッチ銀座に一般公開のシネマルームとして「シネマ ヴィジョナリーズ」を開設。イタリアを代表するフェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』を皮切りに、毎月異なる作品を上映する。

上映は週3回で、鑑賞するにはグッチ ジャパン オフィシャル フェイスブックからの予約が必須。再び輝きを取り戻した不朽の名作をスクリーンで観られる貴重なチャンス。ぜひお見逃しなく！

photo: ©Cineteca di Bologna/Reporters Associati
text: Chiho Inoue