09 10/26 UPDATE
音楽家・渋谷慶一郎による2年7ヶ月ぶりのフルアルバムであり、初のピアノソロ作品でもある『for maria』。9月に発表されたこのアルバムは、昨年の急逝が惜しまれる、公私ともに渋谷のパートナーであったマリアに捧げられてはいるが、楽曲としての精度の高さはもちろんのこと、同時に高解像度を追求したDSDレコーディングを採用するなど、ピアノ・アルバムの新たな次元を感じさせる渾身の作品だ。
そんな渋谷の意欲作をライヴとして堪能できるのが、「for maria concert version」として組まれた初の完全アコースティックピアノ・ソロによるコンサートツアーだ。京都、名古屋、福岡、東京を回るツアーの第一弾となる11月1日の京都公演は、80年代より活躍するアーティストグループ「ダムタイプ」のメンバーである高谷史郎とのコラボレーションにより、ツアー中唯一の、映像を絡めたコンサートになる。プロジェクターとスクリーンをホワイトアウトする装置として使うなど、通常のサウンド+ビジュアルのライヴパフォーマンスの枠を大きく超えた、先鋭的な演出が予定されている。
Text:honeyee.com
for maria concert version
Keiichiro Shibuya playing piano solo
Shiro Takatani playing visuals
2009年11月1日(日)18:00開場/19:00開演
会場:京都芸術センター
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
Tel:075-213-1000
入場料:前売り3000円 当日3500円(全席自由)
出演:渋谷慶一郎 (Piano)/高谷史郎 (Visuals)
主催:ATAK、dumb type office
共催:京都芸術センター
前売りチケット:
http://atak.jp/reservation
ローソンチケット
http://l-tike.com/
Lコード:56178
京都芸術センター
(窓口販売のみ 10:00~20:00)
[問]dumb type office
Tel:075-812-4925
[email protected]
ATAK
[email protected]