10 4/30 UPDATE
James Lavelleによるプロジェクト、UNKLEが3年ぶり4作目となるニュー・アルバム『Where Did The Night Fall』をリリースする。
DJ Shadowとの共同制作で、トリップ・ホップ色の強い、刺激的なサウンドを打ち出したファースト『Psyence Fiction』。DJ Shadow脱退後、Richard Fileと共に制作した、ロック色の強いセカンド『Never, Neverland』に、大胆にもストーナー・ロックの要素を取り入れたサード『War Stories』。アルバムを制作する度に、その音楽性を大きく変えるUNKLEだが、今作でも自身の音楽性を大きく更新している。
サイケデリック・ロック・バンドのSleepy SunやThe Black Angels、42人編成のオーケストラ、The Heritage Orchestraなど、多彩なアーティストを迎えて制作された本作には、エレクトロニカ、サイケデリック・ロック、アフロビートなどの要素が融合した独創的な楽曲が収録されている。これまでの作品と比べ特に顕著な違いは、生音の多用とそこへのこだわり。生音と電子音を巧みに融合した、他に類を見ないサウンドはUNKLEの確実な進化を感じさせる。
98年のファーストから現在に至まで、常に革新的なサウンドを打ち出してきたUNKLEの最新作は一聴の価値アリ。
Text:honeyee.com
UNKLE『WHERE DID THE NIGHT FALL』
通常盤:2,520円[税込]
限定盤:3,675円[税込]
レーベル:TRAFFIC/P-VINE RECORDS
5月5日発売予定