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Grand Galleryを主宰する井出靖のソロプロジェクト「LONESOME ECHO STRINGS」。1998年にリリースされた「PURPLE NOON」、「AFRO BLUE」、「BLACKVELVET」などの作品の数々は、全編生演奏のストリングスをベースに、様々なアーティストをフィーチャーし、世界的ヒットを記録した。そんな注目のソロプロジェクトが約16年という歳月を経て再始動した。

「COWBOYS」とネーミングされたニューアルバムでは、前作同様ストリングスをベースに、豊かなサウンドスケープを構成。これまでの井出靖の作品のオマージュも含め過去と現在、そして未来を提示するイマジネーション溢れる内容に仕上がっている。また新作のリリースを記念して、カナダの広大な自然を活かしたクリエーションに定評のあるレイニングチャンプとのコラボレーションによるスウェットとTシャツも限定発売。それぞれ今作のアルバムジャケットを手掛けたストリート・アーティストのジェフ・マクフェトリッジの書き下ろしをプリントするなど、見逃せないトピックも。

今後も精力的に新作をリリースする予定とのことなので、その動向からますます目が離せなくなりそうだ。

text: Naoki Otobe