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WOWOWが、国際パラリンピック委員会(IPC)との共同制作によるパラリンピックのドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」を今年10月より放送開始。WOWOW25周年企画である本シリーズは、今年からパラリンピック東京大会が開催される2020年までの5年にわたって、世界最高峰のパラアスリートたちを迫っていく。この一大プロジェクトのキービジュアルを、ファッションや広告などで活躍するフォトグラファーの新田桂一が手掛けた。
記念すべき初回放送に登場するのは、2012年ロンドン大会で金メダルを獲得したアスリート8名。車椅子テニスの国枝慎吾をはじめとして、水泳や陸上、ブラインドサッカー、シッティングバレーボール、アーチェリーなど、様々な競技でトップに立つ世界各国の選手が名を連ねる。新田桂一はブラジルやイラン、オーストラリアなど全世界を飛び回って放送に登場するアスリートを訪ね、それぞれの個性を引き出した鮮烈なキービジュアルを撮影した。
番組では、日々のトレーニング様子やハンディキャップを負った経緯など、競技を見ているだけでは知ることのできないアスリートの姿が伝えられる。なお、本プロジェクトでは5年間で約40人のパラアスリートが紹介される予定。
text: Ryu Nakaoka
「WHO I AM」
初回放送:2016年10月
www.wowow.co.jp/documentary/whoiam/