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フォトグラファー、徳永彩の初めてとなる個展が、8月19日（金）から8月31日（水）まで、東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される。

東京生まれの徳永は、多摩美術大学を卒業後、1996年よりフォトグラファーとして活動を開始。これまでに雑誌やWEBなどでミュージシャンや女優のポートレートを多数手がけているほか、フランス国立図書館、神戸ファッション美術館には彼女のプリントが永久収蔵されている。

本展では、「精神の有り様が変わると見えるものが変わり、写真が変わる」と考える徳永が、あらためて「フォトジェニック」なものを探し、撮影した大小30点のカラープリントを展示・販売。街や静物などをモチーフとした作品は、そのシーンと隣り合わせの人生や自己対話までが独白されているような感覚が味わえる。

初日の19日（金）には、本人による作品解説が聞けるギャラリートークを予定。また、会期中は、ガラスの器やレザーバッグなど、徳永の世界観に共鳴するクリエイターたちの立体作品や雑貨、オリジナルカレンダーなども同会場で販売される。

text: Shiho Obayashi