honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

デビューアルバムにして現在も日本音楽史に毅然として輝く金字塔「3×3×3」をリリースし、その後もヴォーカル／ギターの坂本慎太郎を中心に、唯一無二の世界観とエモーショナルなライブで多くのファンを獲得したゆらゆら帝国。昨年、実質ラストアルバムとなった「空洞です」において、ゆらゆら帝国での音楽が完成し切ってしまったことを理由に、惜しまれながらも解散。

その後、坂本はsalyu×salyu「s(o)un(d)beams」に作詞で参加するほか、個人での活動を続けてきたが、遂に11月18日、待望のソロ・アルバムがリリースする。自身のレーベルzelone recordsからリリースされる本作「幻とのつきあい方」では、先行でリリースされていた楽曲のアルバムバージョンを含む全10曲を収録。

さらに初回限定盤にはキャリア初となるアルバム全収録曲のインストバージョンCDが封入されるとのこと。坂本が最も影響を受けているであろうギタリスト、ジミ・ヘンドリックスさながらのサイケデリックなギターサウンドが体感できるはず。現在配信中の"幽霊の気分で"を聴きながら、11月の発売を待ちたい。

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