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UK、レスターシャー出身のバンド、KYTE（カイト）。2007年にリリースしたデビュー・シングル「プラネット」はアメリカの人気ドラマ「ソプラノズ」のCMソングに起用され話題となり、続くデビュー・アルバム「KYTE」は新人としては異例のヒットを記録。ポスト・シガーロス／レディオヘッドとして英国中で大絶賛された。

日本でも外資系レコード店を中心にヒットを記録し、2008年には初の日本ツアーを敢行。更に2009年にはセカンド・アルバム「SCIENCE FOR THE LIVING」をリリースし、その年のSUMMER SONICに出演。圧倒的なパフォーマンスでオーディエンスを魅了し、人気を不動のものとした。その後も2010年にはサード・アルバム「DEAD WAVES」をリリースするなど精力的な活動を続ける彼らが、約2年ぶりとなるニュー・アルバム「LOVE TO BE LOST」を完成させた。

デビュー当時、平均年齢20歳という驚きの若さでありながら、既に確立されたドリーミーかつ叙情的な世界観はそのままに、更に洗練された音世界がいかんなく披露されている。従来のファンはもちろん、新たに多くのファンを惹き付けることになるであろう今作は、デビュー5年目にしてバンド史上最高傑作とも呼ぶべき作品に仕上がっている。

なお発売は6月27日と予定されているが、5月8日(火)にはリリースに先立ち来日公演が決定。今月国内で行われたフェスティバルへの出演が直前でキャンセルとなってしまっただけに、ファンとしてはこの上なく嬉しいアナウンス。アルバムに収録される新曲もプレイされる可能性もあるので、是非チェックしてほしい。

text: yk