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英NME誌が発表した過去15年間の名曲150曲にも選出された「La Ritournelle」の大ヒットで知られ、ダフト・パンクやソフィア・コッポラといったトップクリエーター達もその才能に太鼓判を押すフランスのシンガーソングライター、セバスチャン・テリエがニューアルバムをリリースする。
ダフト・パンクのギ・マニュエル・ド・オメン・クリストにプロデュースされた前作「Sexuality」に続いて、今作「My God Is Blue」ではエド・バンガー・レコーズの看板アーティストの一人、ミスター・フラッシュをプロデューサーに迎え入れて制作。リード・シングルの「Cochon Ville」、「Pepito Bulue」、先述のギ・マニュエルとの共作「My Poseidon」など、セバスチャン・テリエの愛とロマンに満ちた珠玉の楽曲集となっている。
フレンチ・ポップ界永遠のヒーロー、セルジュ・ゲンズブールのアンニュイさにマイケル・ジャクソンのポップ・グルーヴを掛け合わせたかのような、他に類を見ないセバスチャン・テリエならではの世界観。本人曰く「そこにある音楽に身を委ねて、お互いに夢を重ね合わせれば、そのエネルギーはきっと世界を洗い流してくれるような蒼い波となり、そこから新たな真実が出現するはずだ。」とのこと。
その類い稀な才能はもちろん、何よりも音楽を愛し、自らの人間性を音を通して正直に表現する彼だからこそ作り上げることができた傑作アルバム。リリースは2012年7月18日(水)、PLUS VAGUEレーベルより。
text: yk