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2010年にTSUBAME、SIKK­O、JYAJIE、DULLBOYという多摩美術大学の同級生で結成されたヒップホップグループ、TOKYO HEALTH CLUB。キャラクターの"ユルさ"に、トラックやリリックの"鋭さ"が絶妙にミックスされたデビューアルバム『プレイ』は、自主レーベルながら完売となるカルトヒットを記録。飽和状態が続く現在のジャパニーズヒップホップシーンにおいて、独自の立ち位置を確立しつつある。

そして前作から１年。2014年7月23日(水)にリリースされるセカンドアルバム「HEALTHY」は、前作より1段階も2段階もレベルを上げた完成度を誇り、ヒップホップグループとしてさらに上のステージに向かって行こうという彼らの決意が感じられる意欲作。全編に渡り、いわゆる"THC節"ともいえるユーモラスな世界観が展開されている他、前作よりも哀愁溢れるメロディアスなフックが印象的な楽曲が増え、さらに多くのリスナーに受け入れられる可能性を秘めている。

なおTHCワールド全開のトレーラームービーでは収録楽曲のダイジェストが公開されているので、まずはこちらのムービーを観て、一度ハマったら抜け出せないTOKYO HEALTH CLUBの世界観をチェックしてほしい。

text: yk