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photo: Kentaro Matsumoto text: Akihiro Hayashi
今、世界で最も観られている100年に1度の映像プロジェクト『アベンジャーズ』。
世界歴代興行収入では、日本公開前にもかかわらず、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を超え、
1位の『アバター』、2位の『タイタニック』に迫る勢いだ。
世界を救うために集められた最強ヒーローたちによる禁断のプロジェクト『アベンジャーズ』を生んだのは、
『スパイダーマン』シリーズを生んだマーベル・コミック。ハルク、アイアンマン、キャプテン・アメリカという
型破りなヒーローが集結する本作は、全世界で社会現象を巻き起こしている。
8月14日(火)からの待望の日本での公開を目前に、年少期にSFカルチャーとの出会いを大きな契機とし
東京のストリートカルチャーを牽引してきたSK8THING、アメリカ在住中に、コミックとヒップホップに出会ったVERBAL。
第一線のクリエイティブシーンを牽引し続ける二人は、異なる時代、環境でそれぞれがアメリカン・コミックに出会い、
自身のクリエイションにもその形跡を残して来た。アメリカを代表する最強のヒーロたちが繰り広げるこの超大作を、
二人はどう捉えるのか? 『アベンジャーズ』鑑賞直後、グッズに囲まれながら行われた対談は、
まるで興奮冷めやらぬ少年達の語らいのような、熱気に包まれた。