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text: Aika Kawada
© Louis Vuitton/Yasuhiro Takagi
ベルギーのアーティスト、ヤン・ファーブルの「Tribute to Hieronymus Bosch in Congo (2011-2013)
/ ヒエロニムス・ボスとコンゴ-ボスを讃えて(邦題)」展がエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。
ベルギーが19世紀から20世紀にかけて植民地政策としてコンゴを侵略した過去を題材に、彼の活動のテーマである
「Metamorphosis(変容)」を表す昆虫スカラベの鞘翅(さやばね)を素材としたモザイク作品が日本で初めて披露された。
本展の展示作品は、初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボスに多大な影響を受けていることも、
作品が持つ真の意図を読み解く鍵といえる。本展のオープニングとともに来日したヤン・ファーブルに、インタビューを行った。
写真1:VENTURING ON SLIPPERY IRON(2013) Photo : Lieven Herreman Copyright : Angelos bvba
写真2:THE CIVILIZING COUNTRY OF BELGIUM「文明をもたらす国、ベルギー」(2012)
Photo : Pat verbruggen Copyright : Angelos bvba
写真3:GAMBLE WITH DEATH「死をともなうギャンブル」(2011)
Photo : Pat verbruggen Copyright : Angelos bvba