honeyee.com|Web Magazine「ハニカム」

Mail News

THINK PIECE

Disclosure

世界を驚愕させた新世代ダンスミュージック・デュオ。

13 10/28 UP

photo: Erina Fujiwara (portrait), Kentaro Matsumoto (live) text: yk

 

──
ユニットを結成されてから非常に短い期間でスターダムに駆け上っていますが、突然の状況の変化に戸惑いを感じることはありませんか?
H
「今はまだ戸惑いというよりも最高の気分でいるよ。こうして日本にも呼んでもらえているしね!」
G
「外側からは早い期間だったように見えるかもしれないけど、僕たちは長い間黙々と曲作りをしてきたから、個人的にはやっと報われたという気分かな。だからこうやってツアーに出ている時は、制作中の努力に対するご褒美をもらったような気分だよ(笑)。今の状況にはとにかく満足しているし、すごく幸せな気分だよ」
──
アルバムではたくさんのヴォーカルがフィーチャリングされていますが、彼らはどういった基準で選定されているのですか?
H
「特徴的な声の持ち主であることと、僕らがそのアーティストの作品のファンであるということの2つだね。例えばJamie Woonの声はとても個性的だし、彼が書く曲も素晴らしい。だからアルバムに参加してくれるようにオファーしたんだよ」

 

──
ヴォーカルをフィーチャーされる際は、メロディや歌詞までお二人が制作されるのですか?
H
「楽曲の大枠を僕たちが作って、それからヴォーカルと一緒にメロディや歌詞を詰めていくんだ。僕たち二人の間では主にGuyがドラムとミキシングを、僕はベースやソングライティング、歌詞を担当しているよ」
──
ライブでご自身の楽曲をプレイするようになったのはいつ頃なのですか?
G
「まだ3年くらい前からかな。クラブミュージックにハマった人達はたいていDJからスタートするけど、僕たちは楽曲制作とライブからなんだ。DJはまだまだ勉強中だよ(笑)」
──
SkreamとBoiler RoomでDJ(YouTube)をされていましたが、最後にGuyさんがかけたArctic Monkeysの” When The Sun Goes Down”は異常なほど盛り上がっていましたね(笑)。
G
「あれは楽しかった! いま動画で観るとものすごく恥ずかしいんだけど・・・(笑)」
──
今後もDJ、ライブとツアーが続いていくのですか?
H
「そうだね。東京の後はオーストラリア、アメリカでギグを行って、それからアルバムがマーキュリー賞にノミネートされたから、その授賞式のために一日だけ家に戻れるよ。それからは12月まではUKツアーだから、まだまだ忙しい日々が続きそうだね!」