KIRI × BREAKBOT × IRFANE
ED BANGER RECORDS 10周年。フレンチ・ダンスミュージック・シーンの今。
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photo: Kentaro Matsumoto text: yk
- K
- 「確かに、J-POPのマーケットではアニメやサブカルチャーなどの要素を取り込んで、いわゆる日本オリジナルな世界観を作っているアーティストはいるよね。ただ、自分は音楽として好きではないし全くの別物。いわゆるインディペンデントなダンスミュージックのアーティストで、自分たちのキャラクターイメージまで上手くコントロールしている人達は少ないんじゃないかな」
- I
- 僕はJAZZY SPORTがすごく好きなんだけど、彼らはサウンドも素晴らしいし、アートワークも含めてきちんとコントロールされているよね。しっかりブランディングされているレーベルやアーティストは、世界中に自分たちのクリエーションを届けるポテンシャルがあるんだと思うよ。音が良ければ、という大前提はあるけれど」
- ──
- 音が良ければ世界中のシーンと繋がることができるというのはダンスミュージックの良いところですよね。
- K
- 「認め合うものがあれば、一気に仲良くなれますよね。僕は英語が完璧に話せるわけではないし、洋服の世界の人間だけど、お互いのセンス、感覚に近いものを感じるから、すぐに彼らと信頼関係ができたし」
- B
- 「そうだね。言葉よりもフィーリングが大切。Irfaneも言ったけど、同じ感覚を世界中の人達と共有することができるのは、ダンスミュージックの素晴らしいところだよ」
- ──
- ツアーや制作でご多忙かと思いますが、今後はどんな予定ですか?
- I
- 「Outlinesのアルバムが夏前にはリリースされるから、その後はツアーが待っているかな。もちろんBreakbotとのプロジェクトもね」
- B
- 「直近だと、Ed Bangerの新しいコンピレーションに一曲提供したよ。それから、今はBreakbot feat. Irfaneという名前でやっているいけど、あまりしっくりこないから、彼とバンドを始めようかと思っているよ」
- K
- 「僕はマイペースに服を作りつつ、今年はEd Bangerの10周年で、SO-MEのエキシビションを東京でやろうという話があるから、それを手伝えたらなと思っています」
"ED REC VOL.X"
ED BANGER RECORDS
価格未定
2013年5月27日(月)発売
参加アーティスト:
Mr Flash
Justice
Krazy Baldhead
SebastiAn
Feadz
Busy P
So Me
Mr Oizo
DSL
Mickey Moonlight
Breakbot
Cassius
Boston Bun
SO-ME "TRAVAIL FAMILLE PARTY"
価格未定
2013年4月末よりYESにて発売予定