Jamie xx
ジェイミー・エックス・エックスという才能。
16 1/22 UP
photo: Kazumichi Kokei
text: yk
- 「当時はThe xxとして3年間もツアーをしていたので、それが”仕事”のように感じてしまっていたんだと思います。その反面、自分のアルバムを作るときは、オフのような感覚で音楽を楽しめていました。でも今は逆にJamie xxとして忙しくなってしまって、こちらが”仕事”みたいな感じがしています(笑)。だから今はThe xxとしての制作が楽しみになっているんです」
- ──
- 今作にもThe xxのメンバーであるRomyやOliverが参加していますが、バンドとしての活動にも今後期待できるということでしょうか?
- 「今まさに取りかかっているところです。いつリリースできるのかはまだわかりませんが(笑)」
- ──
- メンバーの参加はわかるのですが、今回はその他に、” I Know There's Gonna Be (Good Times)”という曲でYoung ThugとPopcaanといったラッパーがフィーチャーされていますね。素晴らしい曲に仕上がっていますが、これまでのJamieの作品からすると意外な人選だ感じました。
- 「純粋に好きなラッパーみんなにメールをしてお願いしていたら、彼らがOKしてくれたんです。もともとはそれぞれ別々の曲でお願いしたいたのですが、試しに同じトラックに2人を合わせてみたらうまくハマったんです。彼らとは全部インターネット上でやりとりをしていて、顔を合わせていないのですが、一体感のある良い曲になったと思います。実はこの曲にはヴォーカルをSamphaに頼んだりと、いくつかバージョン違いがあるんです。まだリリースしていませんが、そのうちにできたらなと思っています」
- ──
- 今後もツアーが続いていくのですか?
- 「そうですね。夏には世界中のフェスティバルへの出演が決まっています。今は平日はロンドンでThe xxの制作をしながら、毎週末Jamie xxとして世界中でDJをする生活を送っています。近々、The xxとしての新作も皆さんに発表できると思うので、是非楽しみにしていてください!」
Jamie xx『In Colour』
Young Turks / Hostess Entertainment
2,371円[税抜]
詳細