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THINK PIECE

cheez LIMITED SHOP @ LAFORET

cheezデザイナーが語る、期間限定ショップに込めた想いと今後の展望

08 8/8 UP

Text:honeyee.com

ラフォーレ原宿のエントランスにわずか3坪と限られたスペースではあるが、随所にcheezらしさを表現した期間限定ショップがオープンした。今シーズンから全国展開となり、ますます勢いに乗るcheez。期間限定ショップに込めた想いや今後の展望など、デザイナーのDEKA-JUNとグラフィックを担当するNAOKIに話を聞いた。

 

──
どういった経緯でラフォーレ原宿のエントランスに期間限定ショップをオープンする事になったのですか?
DEKA-JUN(以下: D )
「友人からラフォーレ原宿のスタッフの方を紹介してもらった事がきっかけです。ラフォーレ原宿も僕たちのようなブランドにエントランスブースを提供した事がなかったみたいで、急遽決まりました。cheezは先シーズンに立ち上げて、その時はhnyee.Storeと大阪のショップしか取り扱いがなかったんですけど、今シーズンからはディーラーが16店舗に増えて全国展開になったんで、知ってもらう良い機会になると思いました。期間限定ショップで自分たちのやりたい事が表現できると、今後がやり易くなるという狙いもあります」
──
「ラフォーレ原宿」に何か特別なイメージはありましたか?
D :
「“若者が集まるお店”というイメージはありましたね。正直、最初は抵抗あったのですが、逆に今までやってこなかった事をやってみようと思い決めました。それに、今までとは違った見せ方ができて面白いんじゃないかなという思いもあって」
──
現在、cheezのオンリーショップというのは無いんですよね?
D :
「そうなんですよね。だから小さなスペースですけど、自分達でショップを作っていく過程がすごく面白かったです。今回は準備期間が短かったし、この話を聞いたのも実は1ヶ月位前で、たまたまこの期間にエントランスブースがすっぽり空いちゃったらしいんです。それでウチに話が来て急いで準備したんですけど、次にショップを作る時はこの経験を活かす事ができると思うので、もっとじっくりやりたいですね」

 

──
実際、オンリーショップをオープンするという具体的な計画はあるんですか?
D :
「今の所ないですが、1〜2年後位には実現したいですね。『ここから始まった』みたいな(笑)」
──
インパクトのある外観ですが、ショップのコンセプトは何ですか?
D :
「コンセプトは“文化祭”です。3坪しかなくて、とにかく狭いですから(笑)」
──
ちなみに、cheezの今シーズンのテーマを教えて下さい。

NAOKI(以下: N )
「テーマは“POP’N ROCK”です。ロックの要素を今風にポップに表現していて、すべてのアイテムにロックの要素が入っています」
D :
「今回、このショップで販売しているのは、先シーズンをアップデートしたアイテムと限定Tシャツのみなんです。限定Tシャツは、 cheez×fragment design Tシャツと、cheez×PEDALMAFIA Tシャツ、『cheez』のロゴTシャツの3タイプがあります」
──
その中でも藤原ヒロシさんがブログで紹介していた、cheez×fragment design Tシャツが気になるのですが、製作裏話などありましたら聞かせて下さい。
D :
「色々あるんですが、スプレーを使ってTシャツを製作できる場所が見つからなくて苦労しましたね。結局、大家さんに怒られながら事務所の駐車場で作りました(笑)。1枚1枚丹精込めて作ったので、それぞれ違う表情のTシャツが楽しめると思います」
N :
「cheez×fragment designのTシャツに書かれている“Mimolette”、“Burrata”は、それぞれヒロシさんが好きなチーズの名前なんです。スプレーの色も “Mimolette”がオレンジ色、“Burrata”がクリーム色という所からイメージされています」