Kitsuné
Gildas&Masayaが語るKitsunéの現在
09 12/22 UP
Photo: Kentaro Matsumoto, Masanori Naruse Text:honeyee.com
音楽とファッション、両分野で高い創造性を発揮するKitsuné。
そのKitsunéを率いるGildas&Masayaが、
WOMBが主催する巨大ダンスミュージックフェス"WOMB ADVENTURE"のため、
Digitalism、Hertsrevolution、Beniなどの「Kitsunéクルー」を引き連れて来日。
日本でのレーベル"Kitsuné Japon"の設立や、期間限定ポップアップストア"Boutique Kitsuné Tokyo"の展開など、
自身の創造性をよりクリアにプレゼンテーションするKitsunéの現在(いま)を、Gildas&Masayaが語る。
Kitsuné
http://www.kitsune.fr/
Womb Adventure
http://wombadventure.jp
- ──
- お2人は、DJとして世界中を回る中で、ダンスミュージックシーンの変化を感じることはありますか。
- G :
- 「数年前のキッズは、バンギンで激しいダンスミュージックを求めていましたけれど、最近では、イタロディスコやニューヨークディスコの流れを汲んだような、メロディアスでポップなダンスミュージックが求められている気がしますね」
- ──
- 今回はWomb Adventureために、Kitsuné期待の新人バンドであるHeartsrevolutionも来日しましたが、Heartsrevolutionのことについて教えてもらえますか。
- G :
- 「Heartsrevolutionはバンドであるとともに、アートプロジェクトなんです。音楽は勿論、Heartsrevolutionのアートワークにはとても素晴らしいものがあります。ボーカルのLoはビジュアルイメージをとても大切にしていて、小さなディテールにも気を使います。現在、Heartsrevolutionはスタジオでアルバム制作をしているんですが、同時にアルバム収録曲のビデオ制作も進行中です。通常のアルバム制作よりも複雑なので、大変な作業ですね」
- ──
- Kitsuné Maison 8』は、そのようなダンスミュージックの変化に上手くフィットしていますね。
- G :
- 「意識してそうしたわけではありません。私たちは元々、メロディアスでポップな音楽が好きなので、単純に自分たちが好きな音楽をセレクトしました。現在のKituneの音楽がダンスミュージックシーンで支持されているのは、現在のKitsunéレーベルのテイストがたまたま時代にフィットしたからなんだと思います」