HURTS Interview
2010年デビューしたUKの期待の新人ユニットHURTSの単独来日公演レポート
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photo&text:Erina Uemura edit:Detz Matsuda translation:Hiroko Nishiyama
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- 最近、よく聞くアーティストや楽曲は？
- 「たくさんあるけど、去年は、特にThe Drumsをよく聴いたよ。あとClare Mcguireは僕らとツアーをしたイギリス人のアーティストなんだけど、彼女は素晴らしいよ。あと、同じくイギリス出身のJamie Woon。今年はまだ始まったばっかりだし、この一年がどんな音楽シーンになるか今から楽しみだよ」
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- Daft Punkが映画「トロン：レガシー」を、Nine Inch Nailsのトレント・レズナーが「ソーシャルネットワーク」のサウンドトラックを手がけましたが、今後映画のサウンドトラックを手がけてみたいと思いますか？ またそれはどんなジャンルの映画ですか？
- 「映画音楽にはすごく興味があるよ。いつも手がけてみたいと思っていたんだ。僕らが音楽を作る時は、いつもビジュアルをイメージしながら曲作りをしているんだ。そうだな、、トレント・レズナーが意外にも「Social Network」の音楽を手掛けたみたいに、多分僕らも何か全然違ったイメージの作品を手がけてみるのも良いかもね」
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- ファッションについて クラシックなスーツを着こなしているがHURTSのスタイルですが、結成前からのスタイルですか？
- 「そうだよ。まだ仕事がろくにない時からこのスタイルなんだ。その時から、ネクタイもきっちりと締めていた。仕事が無くて落ち込んでいた時も、スーツとネクタイを身につけることで何か重要な意味のあることをしているように感じて気分が良くなっていたんだ。バンドを始めた時から、自分の好きなスタイルを貫くポリシーだったのが、今も続いているんだと思う。スーツを着ると、自分にはやる事がある、何か意味のあることをしているような気になれた。今はスーツスタイルが自分に定着してしまったと思う」
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- スーツをどのようにして選びますか？
- 「シンプル、かつユニーク。スーツに関しては、自分に何が合っていて、何が合っていないか理解することがとても難しいと思う。さりげなくて細かいディテールがとても大事だと思う」
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- ごひいきのブランドはありますか？
- 「ARMANIも好きだし、HUGO BOSSもファンだよ」
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- あなたたちのヴィジュアルを最初に目にしたとき、Johnny Hates Jazzというバンドに似ていると思いましたが、80年代に活躍した彼らをご存知ですか？
- 「実は彼らの歌は一度しか聴いたことがないんだ。でも、他の人にも同じような事を言われたよ。あと、Pet Shop Boysにも似てると言われた。2、3ヶ月前まで彼らの曲も何も全然知らなかったんだ」
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- スーツスタイルにおいてイメージするアーティストは？
- 「特にいないけど、James StewartとかClark Gableみたいな俳優がとてもかっこいいと思う。Orson Wellesも。古い時代の有名人はかっこいい人が多いと思う」
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- 今後、自身のブランドを手がけたいと思いますか？
- 「自分が着たい服を自分で作ることが出来たら簡単で良いだろうね。自分が着たいとイメージしているような服が自分で作れたら、買いに出かけなくて良いからね」
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- 最後にあなたにとってのBetter Than Loveとは何ですか？
- 「逆に聞くけど、君にとってのBetter Than Loveは何？」
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- Dream&Hope.
- 「すごくいい答えだね。この質問をすると、よく変な答えが返ってくるんだ。例えば、「Divorce（離婚）」と答えた人がいたよ。「Swimming（スイミング）」っていうのもあった(笑)。僕にとっては、分からないな。愛よりbetterなものは何も無いんじゃないかな。それがこの歌のテーマなんだ。愛よりも良いものなんて本当にあるのかな。だからみんな愛を強く望んでいるんじゃないかな」
