TOKiMONSTA
LAビートシーンから現れた、次世代型女性トラックメーカー。
11 11/11 UP
photo:Naoki Ishizaka text:honeyee.com
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- サウンドのみならず、アーティスト写真やアルバムのジャケットなど、ビジュアル面にも非常にこだわりが感じられるのですが、そのコントロールもご自身でされているのですか?
- 「EPのジャケットやTwitterのアイコン、TOKiMONSTAのロゴやエンブレム、ホームページまで、全て私がデザインしています。自分の世界観を視覚的に表現するのは楽しいですし、サウンドの面だけでなく、ビジュアルイメージを自分自身で作り上げることも、アーティストとしては重要なことだと思っています」
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- サウンド、ビジュアルに一貫するTOKiMONSTA独特の世界観はどのように確立されていったのですか?
- 「私の母は昔ファッションデザイナーでその姿を見てきましたし、私自身も幼い頃から絵を描くのが好きでした。絵以外にもテキスタイルのデザインや、ストーンなどの素材といったファッション的な部分にもすごく興味がありましたね。具体的に何に影響を受けたのかは分かりませんが、私が生きてきた環境自体が今の世界観を作り上げたのだと思います」
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- LAの音楽シーンは一時期の盛り上がりから、徐々に変革の時期に入りつつある気がするのですが、実際の現状はいかがですか?
- 「皆が心から音楽を楽しみながら、常に新しい音楽を求めていて、LAのコミュニティーは更に大きくなってきています。変革、というよりは次のレベルに進み始めているという感じがしますね。Brainfeeder以外にもLAで生まれたムーブメントやアーティストがどんどん世界に羽ばたいていますし、それをサポートしようとする強い姿勢があるので、今後もLAの音楽は確実に成長していくと思います」
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- TOKiMONSTA自身の今後の目標はありますか?
- 「とにかく、自分の音楽を成長させていきたいと思っていますし、長く憧れてきたプロデューサー、音楽家となった今、自分がそこでどこまでできるのかを試してみたいです。音楽以外で言えば、いつかレストランなどをプロデュースできたらいいですね(笑)」