Marcelo Burlon
小木基史、久保光博、マドモアゼル・ユリアが注目する最旬ミクスチャーブランド。
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photo: Kentaro Matsumoto text: Naoki Otobe
- ──
- 皆さんが感じるマルセロの魅力を教えてください。
- K
- 「これまでたくさんのブランドを見てきているんですけど、ここ最近絶対に扱いたいっていうブランドが少なくなってきているんですよ。そんな中でも彼のブランドは特別で、音楽やファッション、パーティーのカルチャーがうまい具合に交じり合っているところに僕は共感することが多いです」
- P
- 「ユニークなアプローチはもちろんですが、モノ作りに於いて歴史のあるイタリアを中心に生産しているのでクオリティが高いというところもポイントですね」
- Y
- 「音楽やアートなどをファッションに繋げていくことは難しいことですけれど、挑戦し続ける姿勢ですね。今後、彼が創り出すムーブメントはもっと巨大なモノになっていくと思います」
- K
- 「ちなみに日本のストリートファッションシーンはどのように見える?」
- M
- 「日本のストリートファッションはそれぞれの個性があって、自分のスタイルを大事にしているよね。実際にどこの洋服屋さんに行っても違うテイストがあるしね。」
- P
- 「僕は今、ストリートの人がモードになってきていると感じるんだけど、何が大きな要因だと思う?」
- M
- 「カニエ・ウエストやJay-Zの影響が大きいと思うよ。彼らはストリートブランドを特別なものにしたし、モードブランドとのミックスも長けているよね。それとインターネットも重要なファクターになっていると思う。情報の伝達が早いし、何からでも影響を受けられる状況が今はあると思うんだ。ストリートとかモードの境界線はそうやって消えつつあると思うよ」
- ──
- それでは最後に今後日本ではどのようにブランドを展開していきたいですか。
- M
- 「僕にとって日本はとても大きなマーケットなので、今以上に展開店舗を増やしたいし、ポップアップストアにも興味があります。日本人のセンスは抜群だし、僕にはなんといってもこんなに素敵なファミリーがいるから(笑)。これからも一緒に色々な価値観を提供していけたらと思っているよ」
Marcelo Burlon
セントマーティンを卒業後、気鋭の若手デザイナーのPRを担当したことをきっかけにファッションのキャリアをスタート。
イベントプロデューサー、プロモーターそしてDJとして
多くのブランドのPRを担当し、ファッション業界で幅広く知られた存在になる。
Marcelo Burlonが携わったブランドは多岐に渡り、
ビッグメゾンを筆頭にカジュアルからスポーツまで幅広く、
その手腕は数多くのブランドから賞讃され、自身のブランド「Marcelo Burlon」をMILANOにてスタートさせる経緯となった。