15 12/15 UP
interview: Tetsuya Suzuki
text: Ryu Nakaoka
先進的なダンスビートとポップな楽曲性、そして、異彩を放つパフォーマンスによって幅広い支持を獲得し、
日本の音楽シーンのメインストリームにテクノを浸透させた電気グルーヴ。メンバーの石野卓球はDJとして、
ピエール瀧は俳優としてそれぞれ個々で活躍しながら、結成から26年を経た今も電気グルーヴとして精力的に活動し、
進化し続けている。そんなバンドの歴史を、映画監督・大根仁がひとつの物語としてまとめあげた。
1989年の初ライブから現在に至るまでの映像資料と、二人を間近で見てきた関係者の証言からなるこの
ドキュメンタリーフィルムは、電気グルーヴの軌跡を鮮やかに描き出している。
自身も電気グルーヴファンである大根監督は、どのような視点で彼らを捉えたのか。
大阪、十三ファンダンゴでの初ライブ(89年)
「電気グルーヴのオールナイトニッポン」収録風景(92年)
初開催のフジロックフェスティバルでのパフォーマンス(97年)