LUCKY TAPES『The Show』
いま注目の4人組による待望の1st アルバム。彼らの素顔と制作秘話に迫る。
15 8/5 UP
photo: Satomi Yamauchi
interview: Tetsuya Suzuki
text: Yuri Nishikubo
- T
- 「聴くことのほうが好きですね。うまい人のベースを聴いている方が好きです(笑)弾くほうが楽しいっていう時期ももちろんありますけど」
- H
- 「気持ちは真ん中においておきたいですけど、今まではサポートばかりやっていた時期も長かったのでアウトプットのほうが重要なことも多くて。でも最近はレコード買ったり、Apple musicだったり聴く環境が増えて聴く機会も多くなっています。彼(田口)も言ったように時期によってわかれるかもしれないけど、今はインプットのほうが大事かな」
- K
- 「僕は逆に聴くのはもちろん大好きなんですけど、いい音楽に出会ったら悔しさというか、ソングライターとして、「自分も良い曲書きてー!」ってなりますね」
- H
- 「サッカーの試合観てたらサッカーしたくなるみたいな感じ?」
- K
- 「そうそう!やっぱり曲つくるのが自分は好きなのかなと思います」
- ──
- 『The SHOW』発売というイベントを目前にして、いままでとみているものや届けたいと思う対象に変化はありましたか?
- H
- 「ポップスをやりたいということ、大多数に別け隔てなく向けたという気持ちはもちろん変わらずあるんですけど、今年の頭のKindnessのライブでオープニングアクトをさせてもらった時に彼らのライブが衝撃的すぎて、メンバーと「あれはライブっていうかエンターテイメントだ」っていう話になって。アルバムのタイトルも『The SHOW』にしたんですけど、もっと大きなエンターテイメントを提供していけるようなバンドでありたいと思うようになりましたね。ライブというよりエンターテイメントとして提供していきたいなと思います」
- K
- 「バンドの在り方というかエンターテイメントという部分については1年間活動してきて見えてきたものだなと思います。今はまだ8月5日のリリースをまだ待っているというか。リリース後にいろんな人に届いた時に僕らの意識も変わるかもしれないですが」
- ──
- ライブのキャパをどんどん増やしたいといったような夢や目標はありますか?
- K
- 「やりたい場所はありますね。LIQUIDROOMとか。その先だとビルボードトーキョーで個人的にはやってみたいです。ちょっとオトナな雰囲気で」
- T
- 「MOTION BLUE YOKOHAMAとかもやりたいですね」
- K
- 「あとはフェスですね。このまえ野外でやってきたんですけど、お客さんも気持ちよさそうだったし、僕らも気持ちよく演奏できて。またやりたいです」
- H
- 「毎週夏フェスでもいいです(笑)」
- ──
- 演奏していて違うんですか?
- H
- 「開放感がぜんぜん違う。自分自身が行くのも好きなので、行きたいし出たいしっていう」
- K
- 「あとやっぱりあのお祭り感がいいよね。みんな楽しそうな中で鳴らせるっていうのは幸せなことだなと」
LUCKY TAPES 『The SHOW』(CD)
2015年8月5日(水)発売
価格:2,160円(税込)
Rallye Label
1. All Because Of You
2. 揺れるドレス
3. Touch!(album version)
4. 平和と魔法
5. Peace and Magic(album version)
6. FRIDAY NIGHT
7. 夜が明けたら
8. Gun
『The SHOW』発売記念全国ツアー
9月11日(金) 東京 渋谷WWW (ワンマン)
10月2日(金) 大阪 Pangea
10月3日(土) 名古屋 Lounge vio
10月23日(金) 札幌 Bessie Hall
11月7日(土) 福岡 keith Flack
11月8日(日) 宮崎 Live House ぱーく
11月14日(土) 富山 HOTORI
11月15日(日) 金沢 アートグミ