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Portrait:Kentaro Matsumoto Text:honeyee.com
警察犯罪というマスメディアが手を付けることがない「桜タブー」に鋭く切り込んだ社会派エンターテインメント『ポチの告白』が、完成から3年の時を経て、いよいよ劇場公開される。この野心的な映画の製作を率いた高橋玄監督にインタビューを敢行。エンターテインメントを武器にタブーを暴く、そのメソッドとは?
映画監督。1965年、東京都新宿区生まれ。漫画家を志し、高校在学中に講談社・ちばてつや賞入賞。以後、柴門ふみ、弘兼憲史に師事、アシスタントを務める。1985年、映画界に転向。東映東京撮影所の装飾助手として松田優作監督・主演『ア・ホーマンス』の現場からキャリアをスタート。 1992年『心臓抜き』で劇場映画監督デビュー。監督代表作に『嵐の季節』(1995)、『突破者太陽傳』(2000)、『CHARON(カロン)』(2004)、『GOTH』(2008)。