MASSIVE ATTACK『HELIGOLAND』
マッシヴ・アタック史上最もタイトで「マッシヴ」な新アルバムを3Dが語る。
10 2/5 UP
text: Daisuke Kawasaki(Beikoku-Ongaku)
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- 我々日本人としては、08年の「メルトダウン」にYMOが招聘されて、今作の日本盤ボーナストラックに、坂本&高橋のリミックスが入るのは、とても誇らしいのですが、彼らを起用した理由について教えてください。
- 「ファンだからさ(笑)。『メルトダウン』でのパフォーマンスも素晴らしかった。あのフェスティバルをキュレートできて本当に誇りに思うよ。YMOはこの業界にいる誰もが認めるプロフェッショナルな存在だ。彼らがやってくれたのは本当に嬉しいよ」
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- 今後の予定を教えてください。というか、また次のアルバムまで7年ぐらい待たなきゃいけないんでしょうか。
- 「このあとは、ツアーして、いつもどおり忙しくなるよ。5月あたりからワールド・ツアーがスタートする。もちろん日本にもまた行きたいね。レコードに関して言うと、まだまだトラックはあるんだよ。当初は今作のデラックス・エディションに収録する予定だったんだけど、間に合わなかった。だから、また違った形でのリリースになると思う。いつものように、いろんな人にリミックスも頼んでいるし。Burialにもね。これらは、気に入ったらそのうちリリースすると思う。見えているところでは、春にはすぐまたEPを出す。それに向けてのアートワークも仕上げないといけないし……いろいろと忙しくなるんじゃないかな」
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- 最後に、気になっているバンド、曲、映画、小説、何でもいいので、いま頭に浮かんだものを教えてください。
- 「うーん、頭に浮かんだもの……何だろう……(しばらく考えて)PILの再結成かな。コーチェラ・フェスにも出るんだってな!」