GRV Lesson 2012
新しいchappieを通じて体系化される、「チャッピー・システム」
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photo: Kentaro Matsumoto interview: Tetsuya Suzuki
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- 厳密にいうと「チャッピー」ということでもなくて、メディアとしてのチャッピーが全面的に担っているある「コンセプト」なんですよね。
- 「確かにチャッピーじゃなくてもできるかもしれないんですが、チャッピーって意外と良くできているんで（笑）やはりチャッピーは実験がやりやすいんですよね」
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- なるほど、ところで、チャピーには年齢の設定はあるんですか？
- 「最初は17才女子の設定だったんですが、今は無いです。おじいちゃんもいますし、ゾンビもいます。チャッピーは、ある意味でゾンビみたいなものじゃないですか。生きているのか死んでいるのかわからないし、時間感覚も無い」
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- フレームレスである一方、タイムレス、時間という概念もない。この感覚も「新しいものがない＝古いものもない。すべてがイン」という今のカルチャーのトレンドに通じるのかもしれません。
- 「今のカルチャーそのままだし、わかり易すぎるくらいでしょう。そういう意味では、今はみんな腑に落ちるんじゃないでしょうか。むしろ完全に時代に追い越されちゃってますよね（笑）」
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- ただ、そのわかり易さと今っぽさのその先に、もう一つ先や深い部分を今回の展覧会では感じてもらえるといいですね。
- 「そうですね、それが何なのかはわからないですが、もしかしたら、ある意味で“毒”といえる部分なのかもしれません。そこが一つキーなのかもしれないですね」
groovisions Lesson 2012
2012年7月21日（土）～9月9日（日）
11:00～20:00
※会期中休館日なし
会場：ポーラ ミュージアム アネックス
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
入場無料
展覧会の会期中に限り、会場にてchappie名刺の作成の受注がおこなわれています。名刺作成を希望される方は、名刺にしたいスタイリングで会場にお越しください。展覧会場内で撮影した全身画像を参照して、あなたのchappieが作られます。金額、枚数、納期などの詳細は、ギャラリースタッフにおたずねください。
